win-winとlose-winの間もありかも

経営をしていると損得には敏感になりますが、すこし鈍感になることがあってもよいのかもしれません。

 

win-winを目指しましょう

自分も相手も得をする。自分にとっても相手にとっても良いことになる。

これを「win-win」と表現しますよね。

 

そうではなく、自分が損するけど相手は得をする。

これを「lose-win」と言ったりします。

 

「損して得とれ」というのは一見「lose-win」ですが一時のことなのでまあ良いとしても、一方的な値下げとか足元をみられるというのはイヤなものです。

人に好かれたいと思うと「lose-win」になりがちですが、損してばかりの関係は長続きしないもの。

 

合わないな。我慢できないな。

こう思ったときにスッパリ関係を断ち切れるならよいのかもしれませんね。

でも、誰かを雇った場合など、そうはいかない場面もあります。

何とかしなきゃと探しているうちに、本やセミナーなどで「win-winを目指しましょう」ということに行く着くかたも多いのではないでしょうか。

 

みんなにとって良い方向にむかう。みんな一緒に。

サッカーや野球などスポーツでのチームワーク、災害など緊急事態での対応を思い出すとイメージしやすいと思います。

 

「win-win」を目指すと、まず視点が変わります。

「自分にとって」から「みんなにとって」に。

なので考え方が変わり、出てくるアイディアも変わる。

 

自分本位のひとはイエスマンを欲しがりがちですが、「win-win」を目指すときは自分とは違う意見が必要になるのでイエスマンは存在価値が下がる。

目指す前と後では、いろんなことがガラッと変わるのです。

 

win-winとlose-winの間もありかも

ビジネスに限らず「lose-win」を避けるのは問題ないとしても、「win-win」になるようにと考えるのは疲れるときもあります。

放ってはいけない問題は流してはいけませんが、遊びのような部分もあってよいのかもしれません。

win-winとlose-winの間、のような感覚のものです。

 

自分が損していると感じないなら、流す場面があってもよいのかも。

自分は損も得もしないけど、相手は得をする。

気まぐれとか何も狙っていないサービスなど。

 

ほかのお客さまとの兼ね合いで不公平がでないように気をつかう必要はありますが、すこし損得に鈍感になることがあってもよいのかもしれません。

もちろん経営においてはお金も利益も余裕があってのことになりますが。

 

ただ、起業したのは得をしたいからなのか……?

損得のまえに、何かあったと思うのです。

 

どうして起業したのか

日々の経営や抱えている問題に疲れたり、決算書をみて「う~ん…」と思ったりしたら、今一度どうして起業したのか思い出してみましょう。

その理由は何でもよいのですが、損得ではないはずです。

言葉にするのがちょっと恥ずかしくたってよいのです。

 

ただ、「なりたい自分」があったと思いますし、それは損得を積みあげた果てにあるものなのか、考えてみましょう。

「win-win」を考えなくなるわけではありませんが、多少は損得に鈍感になる場面があってもよいのかもしれません。