失敗してもいいと思う

Googleで検索するときに「失敗 」と入力すると、「失敗 しない ○○○」という候補がたくさん出てきます。

失敗を避けたい人が多いということでしょうね。

失敗と思ってなくても失敗してるときはある

まあ、失敗したくないですよね。痛いですし。

正直、自分もそう思います。

と同時に、事業をやっていて失敗しない人はいるんだろうか、とも思います。

(事業に限定するわけでもないのですが)

 

そもそも、現状に満足していなければ、何かしら上手くいっていないと感じているところがある訳です。

その上手くいっていないところも、広く見れば失敗に含まれる、と言えます。

自分は失敗という言葉では捉えていないけれど、日々、小さな失敗を意識しないで繰り返している状態、とでも言えるでしょうか。

 

失敗と思えるときの方がチャンス

さて、物事がもっと上手くまわるようにするには、上手くいっていない原因を変える必要があります。

「失敗したっ!」と感じているときは、「もう失敗したくない」と思っているはずなので、何かを変えるのに前向きになっている可能性が高いです。

 

一方、失敗というほどではないけれど、何かがうまくいっていない気がする程度だと、目の前にニンジンみたいな分かりやすい目標でもなければ、何かを変えようという気にはならないと思います。

何かを変えるって大変だし面倒だし、まず原因に目を向けるというのがキツイときもありますからね。

 

なので、自分のやりたいこと・なりたい自分に近づくには、失敗っていいチャンスだと思うんです。

目をそらさなければ。

失敗の真っただ中にいるときに、チャンス!と思えないのは分かりますけどね。。。

 

失敗の原因を考えるときのちょっとしたコツ

失敗を繰り返さないためには、原因を知る必要があります。

それを何とかしなきゃいけない訳なので。

 

場合によっては、個々の具体的な原因から一歩ひいて、大枠でとらえた方がよいときもあります。

たとえば……

ある失敗の原因は、次のどのレベルにありますか?

レベル1……基本的な知識を知らない

レベル2……今の経理の状況を知らない

レベル3……将来の経理の状況を考えていない

レベル4……行動にお金や数字の根拠がない

 

このように個々の具体的な原因から一歩ひくと、似たような、将来に失敗の原因になりそうなことも、ついでに予防できます。

また、違う切り口でもいいですが、物事を全体的にみる、ということも大事ですよね。

 

少し話がそれてきたので戻しますが……

自分のやりたいことを実現するには、失敗はチャンス、もしかしたら必須と言えるかもしれません。

致命傷は避けなくてはいけませんが、お金や数字は道具くらいに思っておけば、挽回のチャンスはいくらでもあると思いますよ。