お金が貯まらない3つの理由と対策

お金が貯まらないのは、つかってしまうから。

なぜつかうのか…?

それを変えていくことが、お金を貯めるためのカギです。

 

たくわえは必要

たくわえ、つまり貯金も必要です。

将来なにが起こるかわからないし、臨時の出費もあるでしょうから。

 

とくに事業では、かならず先にお金がでていきます。

仕入れをして、それから売上がたつ…という風に。

なにかのはずみでタネ銭がない…なんてことになってしまえば、収入だって入ってきません。

 

とはいえ、その貯金も、なかなかむずかしいことがあります。

収入がおおければ、貯金ができる…ともかぎらないのです。

ぎゃくに、やりくり上手というかたもいるでしょう。

こうしたことの理由と対策について、みていきましょう。

 

お金が貯まらない3つの理由と対策

お金が貯まらない理由には、たくさんのものがあります。

そのなかでも、ひかくてき根本的な、つぎの3つの理由についてみていきましょう。

  • いま困っていない
  • 何にいくらつかっているか分からない
  • 必要という先入観

 

いま困っていない

  • いま、お金は自分の思うようにつかっているが、そんなに困っていない

これも、お金が貯まらない理由のひとつです。

というのも、貯金のありがたみを、実感できていないので。

「これまで何とかなってきた」ということが、足枷のようになっている…のかもしれません。

 

ひょっとすると、「お金をつかうのが楽しい」という理由も、隠れているかもしれません。

いちどそう感じてしまえば、つかうお金を減らすのは、苦痛にかんじるものです。

ますます、お金は貯まりません。

 

ぎゃくをいえば、「お金を貯めるのが楽しい」とおもえるようになれば、抜け出せるはずです。

ただ、これは真逆のもの。

そう簡単に、変わることはできないですよね。

 

ですが、あるていどは、自分自身のコントロールも必要です。

  • もし、いま倒れてしまったら…
  • 収入がとだえたら、いくら生活費が必要か
  • 事業をやめたら、なにをしようか

こうした想像や予測が、コントロールの助けになります。

 

また、「自然のなかに生きる」こともヒントになるかもしれません。

動物のなかには、たくわえをするものだっているので。

貯金、つまりたくわえは、本能にもとづくものかもしれないのです。

文明社会にいきていると、危機察知能力がおとろえるのかも…

 

実際に、自然のなかに生きましょう…とは言いません。

でも、このように考えることも、筋道がとおっているようにおもえます。

すくなくとも、いま使っているお金は、いつか必要なものかもしれない…とかんがえてみましょう。

 

何にいくらつかっているか分からない

  • お金の出入りの整理がついていない

これも、お金が貯まらない理由のひとつです。

 

だれでも、望んで貯金をしない…ということは、ないとおもいます。

気がついたら、お金が貯まっていない…ことになっているはず。

その貯金とは、収入から支出をひいたもの。

つまり、お金のつかいかたに問題があるのです。

 

それを変えていくには、いちどはキッチリ整理整頓する必要があります。

なにに、いくらつかっているのか…と。

 

その整理整頓は、情報、つまり領収書やレシートなどがなければできません。

こうしたものがスッとでてこないようでは、危ないかもしれません。

  • 財布が、レシートなどでパンパンになっていないか…
  • 領収書などが、グチャグチャになっていたり、散らばっていないか…

 

整理整頓は、こうしたことを変えるところから始まります。

それから、お金のつかいかたを見直す…と。

 

貯金というのは、ある日とつぜんポンと出てくるものではありません。

コツコツと、ながい時間をかけていくものです。

ですが、いちどレールに乗ってしまえば、目に見える成果が手にはいります。

毎月、○○円が増えていくですから。

 

それが、「じゃあ次も」「じゃあ来月も」とつながっていきます。

その始めの一歩は、整理整頓です。

 

必要という先入観

  • 必要だから、しょうがない

これも、お金が貯まらない理由のひとつです。

 

必要だから…で、思考がストップしていないか、かんがえてみましょう。

  • 自分でできないか
  • それがないと、どうなるのか
  • 広告などで、不安をあおられていないか

 

ときには、「必要」と「欲しい」がごっちゃになることもあります。

また、「持ってないと恥ずかしい」とか「見栄」の存在もあるでしょう。

「時間をお金で買う」ことも、ときには注意が必要です。

 

お金を貯めたいのなら、やっぱり「節約」も基本にあるのです。

もちろん、自分でできることは、自分でやることも。

 

ここまでを考えて、どうしても自分にはできないことが「必要」なもの…といえます。

もし、いまお金が貯まっていないなら、これから貯めればよい話です。

必要という先入観を、疑ってみましょう。

 

まとめ

お金が貯まらない理由と対策について、みてきました。

どうしても、我慢をするとストレスになります。

すると、いつか爆発(お金をまとめてつかう)することにも、つながりかねません。

なので、我慢というより、根本的な見方を変える必要があるのです。

 

また、お金を貯めるにも、理由があるはずです。

その貯めたお金をつかうと、自分の人生がどう変わるのか…?

このことも、忘れないようにしましょう。

 

スポット相談では、お金を貯めたいのに貯められないかたのご相談にものっております。

 

※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。