トラブルに対してなるべく自然体でいるには

いくつか最悪の事態も想定してみましょう。

 

分からないのは怖い

なるべくなら、トラブルは避けたいものです。

それがあると、普段の生活や仕事などにも影響があるので。

ときには、やりたいこと・やらなきゃいけないことも出来なかったりしますし。

 

そんなトラブルも、とくに想定外のものがくると慌てます。

うすうす感じていれば、なんとなくでも準備できるのに。

 

きっと、とつぜん税金の納付書がとどいたら、ビックリすると思います。

「そんなお金ないよ…」ということも、あるかもしれません。

「なんで前もって知らせてくれないのかっ…!!」と頭にくることも、あるかもしれないですね。

 

また、病院にいったら、とつぜん「手術をしましょう」なんて言われるのもビックリします。

通常だったら、「なんとなく調子悪いな…」からはじまり、いろんな診断などをへて、「手術しようか」となるはずなのに。

心の準備ができないわけです。

 

  • まったく予想していなかったことが、とつぜん降りかかる
  • これから何が起こるか分からない

こうしたことが原因で、普段の自分がどっかにいってしまう…

すると、出来るはずのことが出来なくなったり、やりたいことにも影響がでてしまいます。

事業をしていれば、「お金が足りない」ということにも繋がりかねません。

 

なるべく自然体でいるには

往々にして、トラブルの原因は、良いとき・あるいはとくに問題がないときに発生しています。

その逆で、悪いことがあって頑張るから、上手くいったりもしますが。

 

でも、トラブルの原因は、気づきにくいものです。

調子にのって浮かれているようなときも、あるかもしれません。

そうでない普段のときでも、それがトラブルにつながると意識できないこともあります。

そもそも、気づいていればトラブルにならない…わけですけどね。

 

そのトラブルを、避けようとすることもできるかもしれません。

常に、あらゆることを想定できるなら。

 

でも、それは、きっと不可能ではないか…とおもいます。

かといって、指をくわえて何もしないものどうか…と。

 

そのときに出来ることの一つに、「最悪の事態を想定しておく」ことがあります。

事業をしていれば、カギになるのはやっぱりお金です。

  • もし収入がとだえたら、どれくらい持つんだろうか
  • その仕事がとれなかったら、今後はどうなりそうか
  • もし人が採用できなかったら、今後はどうなりそうか

 

繰り返しになりますが、あらゆることを想定することは、きっと不可能です。

でも、どんな事業にもキモになる部分があるはずです。

そこを中心に、いくつか「もし○○なら…」と想像することは出来るとおもうのです。

 

こうしたことを知っておけば、すこし心の準備ができます。

すると、すこし見方や考え方がかわるかもしれません。

  • もうすこし手元のお金をふやしておこうか
  • 営業する相手も、すこし変化をつけてみようか
  • 人の採用は、ほかの媒体も検討してみようか

このように、意識がより将来にむくようになるはずです。

 

そして、いざトラブルが起こったときも、受け入れやすくなります。

悪いことを想定していなかったときよりも。

 

何かをするにあたり、普段の自分でいる…ということは大事です。

そうでないと、力を発揮できないこともありますし。

そのためには、トラブルをかかえてイライラしていては、上手くいきません。

発奮するという事はあるかもしれないですが。

 

ただ、トラブルも消化、つまり受け入れることが大事だとおもうのです。

そうすれば、すくなくとも「これからどうしよう」と視点は前をむくので。

すると、途端に…ではないかもしれませんが、徐々に普段の自分に戻っていくはずです。

最悪を想定していれば、普段にもどる時間がみじかくなるのでは…とおもうのです。

 

ときに初心も

事業にかぎらず生きていれば、趣味や好き嫌い・興味も変わっていきます。

その変わることも、トラブルの原因だったりします。

変わるということは、新しいことをやること。

その新しいこと、つまり初めては、分からないことばかりですので。

 

でも、変わらない…ということも、ないはずです。

どうしても周りが変わるので。

それに合わせていくためにも、変わる必要はあります。

 

ただ、その途中で「頑張っているのに、なんか上手くいかない」こともあったりします。

そんなときは、変わり過ぎて自分を見失っている可能性もかんがえてみましょう。

 

世の中、モノや情報がおおすぎます。

ときに、それらに振り回されることもあります。

「○○しなければいけない」という風に。

 

もともと、自分はなにがやりたかったのか・どうなりたかったのか。

ときどき、初心も確認するようにしましょう。

変わることも必要ですが、変わらなくてよいものもあるはずですから。

 

※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。