向こうから人が来たら避けるか避けないか

人なら避けられますが、避けられないコトはどうしましょう。

 

向こうから人が来たとき

道を歩いているとき、向こうから人がきて、「このまま行くとぶつかるかも…」ということがあります。

そんなとき、スッとこちらからズラしておけば、スムーズで、ストレスもかからないもの。

 

いっぽう、わが道をゆずらないのも、一つの方法です。

ただ、そのままではぶつかるでしょうし、相手もゆずらなければ、諍いにもなりそうです。

もし、右側をあるいていたら、ゆずらないことに「右側通行」が理由になることもあるでしょう。

そんな交通ルールもありますし。

(こういう場面で、それを理由に持ちだすかはおいときます…)

 

あるいは、相手が気づいてよけてくれるだろう…という見方もあるかもしれません。

こちらがヘトヘトだったり、大きな荷物をかかえていれば。

でも、そうでないときにお互いが近くなると、お互いが同じ方向へ避ける…ということもあったりします。

なぜか、相手の動作につられるような。

ぶつかったりしなければ、ほほえましいものですよね。

 

このように、相手が人なら、こちらが避けるか、相手が避けるか…という問題がおこります。

でも、相手が人でなかったらどうするか。

 

たとえば、雨。

雨がふっているときは、傘をさしたり、傘がなければ急ぎ足になるのが普通です。

たまには、雨にうたれるのが気持ちいいこともあるかもしれません。

でも、雨、つまり空にむかって「止めて」と叫ぶようなことはしないはずです。

人のように避けたりせず、そのまま受け入れるもの。

天気や自然は、ひとの力ではどうにもならないですから。

 

おなじような位置づけのものに、将来やらなきゃいけないことがあります。

 

将来やらなきゃいけないこと

仕事をしていれば、将来のきまった期限までにやらなきゃいけないことってあるはずです。

そのなかには、気乗りがせずに、なんとなく放置するものもあろうかと思います。

 

でも、締め切りは、かならずやってくるもの。

それが近くなるほど、「やらなきゃ…」がストレスになってきます。

そして、さらに締め切りが近づけば、時間に追われることにもなってしまいます。

 

もし、やらなきゃいけないことが分かった時点でやっておけば…

すくなくとも手を付けておけば…

きっと、締め切りのあたりでは、余裕をもって仕事ができているでしょう。

 

  • ストレスをかかえ、さらに時間にも追われる
  • 分かった時点で見通しをたて、いつも余裕をもっておく

どっちのほうが、仕事ができそうなイメージでしょうか…?

 

やらなきゃいけないことが、とにかく終わればよい…というものではないのです。

ふだんから余裕をもっていられるか…という問題なので。

 

税金の申告準備もはやめに

やらなきゃいけないことには、税金の申告もふくまれます。

ときには、期限が近づいてきてから、ガッとまとめてやることもあるでしょう。

これで、問題がないこともあります。

お金の管理、そして将来のみとおしなどが自分の頭にはいっていれば。

仕事の目的は、お金でもあるので。

 

いっぽう、お金のことがよく分かっていないのなら、税金の申告にも必要な、ふだんの経理をコツコツやっておきましょう。

そうすれば、ギリギリにやるよりも、余裕がもてるようになります。

その余裕は、心のかもしれないし、時間のかもしれません。

くわえて、「やらなきゃ」というストレスもありません。

 

さらに、数字にふれる機会もふえます。

税金の申告に必要な数字は、ほんらい仕事に活用するためのものですし。

お金も、数字で管理しますしね。

また、「分かっている」のも余裕の一つです。

 

大事なのは、余裕をもっていることです。

いつでも「他のこともできる」といえるような。

その余裕は、結局のところ、時間のつかいかたがカギになってきます。

その時間はお金では買えず、だれにとっても有限です。

 

どんな時間のつかいかたをしているかは、寝る前にふりかえっても思いだせないことも多いです。

面倒でも、こまめにチェックしてみると明らかになります。

1日だけやってみても、結構なことが分かるはずですよ。

 

※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。