強い会社に必須のことは何か

強い会社といわれてもピンとこない。

そんな時は、スポーツにおける強いチームのことを考えてみましょう。

必須なのは、固い守りです。

 

強い会社とは

「強い会社とは…？」

シンプルにこう聞かれると、答えに詰まってしまうことはないでしょうか。

たんに会社といっても、自分には思いもよらない複雑なことが背景にありそうですしね。

知識とか、法律とか、むずかしい言葉とか。

 

いっぽうで、「強いサッカーチームは…？」あるいは「野球チームは…？」

こんな質問だったら、スラスラ答えがでるかたも多いですよね。

「どこが強い」「なにが強い」「だれが強い」

くわえて、好き嫌いなんかも。

 

じつは、会社もスポーツチームも、「強いとはどういうことか」は同じ。

スポーツにおける強さは、まずは勝つこと。

会社において、スポーツの勝ちに相当するのが、利益をだし、お金を増やすこと。

 

観るひとを魅了するプレーも、強さの象徴です。

でも、それも勝ちにつながらなければ、胸を張って「強い」とは言えないもの。

やはり、勝つこと、お金を増やすことが、強さなのです。

 

そのための攻め。守り。強くなるための練習。

こうしたことは、会社もスポーツも同じです。

 

そのスポーツでは、強いチームにいくつか共通していることがあります。

上手い。連携がよい。頭がよい。

でも欠かせないのが、固い守りです。

（固い守りばかりが目に付くと、嫌い…につながることもありますけれどね）

 

攻撃は最大の防御といい、「1－0」で勝つのではなく「5－4」で勝つことを目指す。

人気のあるチームが、ときにやることです。

ただ、これを目指すには、とてもお金がかかる。

あるいは、サッカーの名選手だったヨハン・クライフのような、ずば抜けた才能が必要。

 

とにかく事業は、お金が尽きたら終わってしまいます。

それに、湯水のようにお金をつかえる会社もすくないはず。

なので、固い守りを目指すことも必要じゃないか…とおもうのです。

 

強い会社に必須のこと

固い守りに必須なのは、次のことです。

• お金を残す
• お金を持っておく
• 利益をだし、お金を増やす

 

お金を残す

お金を残すとは、ムダ遣いをしないこと。

もちろん、ムダな税金を払わないこと、つまり節税も含まれます。

 

ただ、事業をするなら投資は必須。

投資といっても大げさなことではなく、日々の経費や商品の仕入れ。

これらも、売上を狙った投資です。

 

なので、ときに失敗に終わることもあり得ます。

これもムダ遣いに含める…とは言いません。

これらは、お金を増やす過程で、むしろ必須のものです。

 

なので、投資の失敗とムダ遣いの線引きを持っておきましょう。

その違いは、頭をひねったかどうか。

これは、節税もおなじです。

簡単にできる節税は、そう多くはないのです。

こうしたことを踏まえて、お金を残すことを意識しましょう。

 

お金を持っておく

同族会社の場合は、お金を残すのは、かならずしも会社である必要はありません。

社長や役員が持っていてもよいのです。

そして、必要なときには、社長などが会社へお金を貸す。

このように運営していってもよいのです。

 

となると、社長や役員は、プライベートでもムダ遣いをしないことが要求されます。

「頑張ったんだから、好きなことにつかっていいじゃないか」

こう思うのは、自然です。

 

ただ、将来どんなことが起こるかは、だれにも分かりません。

いざという時、お金が必要になる時は、予測できないのです。

そのために融資や生命保険などを活用するのもアリでしょう。

でも、「個人でも自由に使えるお金を持っておく」ことは意識しておきましょう。

 

利益をだし、お金を増やす

お金は、毎日つかうもの。

ほっといても減るものです。

なので、利益をだす・黒字にすることを目指しましょう。

そうでないとお金は増えず、残すこと・持っておくことにもつながらないので。

 

このときに気をつけたいのが「税金を払いたくない」気持ち。

法人税や所得税は、利益の○○％と計算されます。

黒字になれば、かならずかかってしまうのです。

 

税金を払うのがイヤだから、赤字のほうがいい。

こう思ってしまうと、お金は増えません。

 

念のためお伝えしておくと、わたしは税務署側の人間ではありません。

それでも、税金を払わなければ、お金は増えない。

これが道理なのです。

 

お金を増やしたければ、税金ともうまく付き合っていく。

そんな必要があることを、知っておきましょう。

 

まとめ

強い会社に必須なのは、固い守りです。

その固い守りは、お金を残す、お金を持っておく、利益をだしてお金を増やす。

こうしたことから手に入れることができます。

 

もしスポーツに興味があるなら、強いといわれるチームのことを考えてみましょう。

今回の記事にあげたこと以外にも、ヒントがあるかもしれません。

 

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