税理士の探し方・情報の集め方は?
税理士が必要になる理由は、色々あると思います。
経理を代行して欲しい、決算・申告をやって欲しい、税金やお金の悩みがあるので相談したい、など
それぞれの理由に応じて選びたいものですよね。
その前段階として、どうやって税理士の情報を探すのか・集めるのか、という事についてまとめてみました。
(選び方、ではありません)
気にしないでいると、ちょいちょい見かけるものであっても、意識して探そうとすると、意外にそうでもなかったりする事ってありますもんね。
また、税金、つまりお金に直接関わってくることですので、なるべくなら候補は多い方が良いと思いますし。
インターネットで検索
まずは、この方法が便利です。
地域や専門、悩みごとなどで検索してみましょう。
「税理士 地域」や「税理士 ○○業」から始めるのが一般的でしょうか。
ホームページが無い税理士もいる
もちろん人にもよりますが、ホームページを作らない税理士もいます。
と言うのも、平成13年(2001年)の税理士法の改正前は、税理士は広告について規制されていたからです。
あんまり商売、商売するなよ、と。
また、それとは関係なく、看板を作らない腕自慢というか職人肌的な方もいますし、ITに強くないからという方もいます。
誰かに紹介してもらう
自分の知っている人も利用しているって、安心感が違いますよね。
どんな感じか教えてもらえますし。
ですので、紹介してもらう、というケースも多いです。
知人だけではなく、金融機関や商工会議所に行ってみるのもアリですよ。
ただし、実際に自分が体験したことではないので、思ったのと違うこともあるでしょう。
また、そうなった時に、知り合いの紹介ゆえに断りづらくなる事も想定しておきましょう。
税理士紹介会社
無料で税理士を紹介してくれるサービスがあります。
自分の条件やニーズを伝えると、その紹介会社に登録している税理士の中から、おススメをピックアップしてもらえるサービスです。
その後、実際に会ってみてから選べるようになっています。
多くの場合、紹介を受けた税理士が手数料を払うことによって成り立っているサービスです。
税理士側からみると賛否両論ですが、知り合いからの紹介よりも後腐れがないかもしれませんね。
税務署にある看板
税務署の入口あたりに、そこの管轄に事務所がある税理士の一覧の看板(的なもの)があります。
そこに名前を出す・出さないは、その税理士の任意なのですが、これも参考になります。
税理士情報検索サイト
日本税理士会連合会が運営している「税理士情報検索サイト」というものがあります。
税理士は、必ず税理士会という団体に所属します。
地域の税務相談会を開催したり、税理士向けの情報発信や監督をしている団体です。
その団体のトップが、日本税理士会連合会です。
つまり、すべての税理士の情報を持っている団体なので、このサイトにモレはない訳です。
「日本税理士会連合会 税理士情報検索サイト」で検索してみてください。
使い勝手は微妙かも
インターネットの検索に比べると、使い勝手は劣ると感じます。
情報量が多すぎるゆえに、探すのが大変という感じです。
ですので、これまで調べた情報の裏付けという形で使うのがよいでしょう。
ホントは税理士じゃないのに、税理士ですと言う「ニセ税理士」という存在もいますので。
※ 記事作成時点の情報・法令等に基づいております。
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