休みの日に何をしているか

休みの日には、ふだん出来ないことをしてみたいですよね。

でも、休みとは何もしなくてよい時間のことではないかも。

体、そして心の疲れを意識してみましょう。

 

休むとは

休みの日には、何をしているでしょうか。

 

終わらなかった仕事や、たまった家事、やろうかな…とは思いつつ後回しになっていたこと。

こうしたことをするなら、休みの日…とは感じにくいですよね。

休みの日といえば、家族や子どもと遊びにいったり、あるいは一人で好きなことをしたり…と。

ただ、その挙句には、疲れたり。

 

とある本を読んでいたとき、ハッとさせられたのが次の言葉です。

「休むとは、回復すること」

これまで休みと聞くと、何もしなくていい時間とイメージしていましたが、ちょっと違うかもな…と。

 

ただ、人間は、寝ることでも回復します。

それこそ、人生の何分の一かは、寝て過ごすわけです。

それでも足りないのかな…とも。

 

心の疲れも意識しているか

休みが必要なのは、疲れたから。

その疲れにも、体のものと心のものの2種類があります。

そのうち体の疲れは、寝ること、あるいはマッサージを受けて筋肉をほぐしたり、らくな姿勢でいることで回復しますよね。

 

いっぽう、心の疲れといえば。

仕事でミスしたり、イヤなことがあったり、どうしたらよいものかと悩むことがあったり、上手くやらねば…と緊張したり。

こうしたことがあると、心が疲れるものではないでしょうか。

 

そんな疲れがあるままだと、物事はなかなか前に進みにくいです。

体がヘトヘトに疲れているのに、それでも走らなきゃいけないときのように。

 

この心の疲れも、うまく回復させることができるなら。

ふだん心の疲れって意識しないこともありますが、まるで当たり前のことかのように。

ただ、楽しいことや好きなことをしているときって、ものごとがスラスラ進みますよね。

そんなときは、心は疲れていないはず。

もし、心の疲れと回復を意識するなら、仕事もプライベートも、もっと楽しくなり、うまく行くんじゃないか…と。

心の疲れがあるかた限定ですけれどね。

 

そんなときに意識したいのは、たとえば休憩のやり方です。

もし、休憩中に心の疲れを回復させるなら、どんな過ごしかたをするでしょうか。

世間話をするのもよいですが、体のように、心が寝る状態をつくってみてもよいのでは。

 

寝るとは、横になって何もしないことですよね。

心にも、そんな状態が必要なのかも。

どんな状態…? と気になるなら、いっそ昼寝をしちゃうのもアリかと。

あるていどの心の疲れなら、寝たら忘れるようなこともありますから。

 

ただ、期限や納期・営業時間のつごうで、そんな時間はない…ということもありますよね。

 

疲れの原因が緊張なら目指すはリラックス

そもそも疲れは、イライラや悩みなど、心に負荷がかかっているから起こるもの。

心が、緊張状態なんでしょうね。

 

そんなときは、たしょうムリとは感じつつも、笑ってみましょう。

あるいは、軽くでもよいので、笑顔をつくってみる。

できれば、愛想笑いとか、ひいた笑いは避けて。

 

試しに、体にギュっと力を入れた状態で笑えるかどうか、やってみましょう。

きっと、笑えないはずです。

緊張の反対は、リラックス。

笑っているときは、リラックスしていないですか…?

 

おそらく、悩んでいるなど心が疲れているときは、しかめっ面とか眉間にしわなど、心の状態が顔にもあらわれています。

心と体は、連動するんでしょうね。

その連動を、笑顔(体)からすこし変えてみる。

すると、心もすこし緊張を忘れるかもしれないですよ。

 

この笑顔は、もちろん根本的な解決にはつながらないものです。

でも、疲れというのは、緊張状態がつづけばつづくほど、大きくなるものでもあります。

それを、笑うことで途切れ途切れにしてみる。

 

すると、そんなに大したことじゃなかった…と早めに気づくことができるかもしれません。

あるいは、冷静な自分に戻れるかも。

いくらかは、心の疲れを軽減できるとおもうのです。

 

疲れていれば、ふだんの力を出せないだけではなく、何事もうまくいかないのではないでしょうか。

心の疲れも、意識してみましょう。

休まなければ、回復しないと。

気合や根性とのバランスをとりつつ。