お金を増やすためには減らしかたも考えておく

発想を真逆にするのも、おもしろいですよ。

 

お金を増やしたいのが多数派

お金をどうやって増やすか…?

このことについては、おおくのかたが語り、本などもたくさん出ています。

 

生きていくために、お金はどうしても必要なもの。

なので、それを確保するため、増やしかたを考えるのはとうぜんです。

 

そのお金は、モノやサービスの対価であることがほとんど。

だれかにモノを渡したり、サービスを提供することと引きかえに、お金を受けとるわけです。

このとき、お金とモノ・サービスはおなじ価値であることが、取引が成立する条件です。

短期的にみれば違うこともあるでしょうが、長い目でみれば。

 

なので、お金を増やしたいなら、その対価であるモノ・サービスに着目するのも一つの方法です。

というか、王道かもしれません。

でも、それとは別に、減らしかたを考えてみるのもアリでしょう。

増やすには、その逆をやればよいので。

 

お金の減らしかた

お金を減らすには、つぎのことを意識しましょう。

  • 出ていったら戻ってこないように
  • 自分のためにならないように
  • 誰かに感謝されないように

 

出ていったら戻ってこないように

せっかくお金をつかっても、倍になって返ってきた…なんてことがあれば増えてしまいます。

お金を減らすには、出ていきっぱなしにしなければならないのです。

(赤字販売もありますが、時間がかかってしまいます)

 

たとえば、投資。

投資は、リターンが見込めることが前提になっています。

あるいは、経費。

経費は、それにより売上がたつことを目的にしています。

もしかしたら、宝くじ。

可能性はとっても少ないですが、大化けする可能性があります。

 

こうした使いかたをすると、お金は減らせないわけです。

なので、お金が出ていくときは、戻ってくる可能性をゼロにしなければならないのです。

その可能性が、たとえ1%でもあってはならない…とかんがえてみましょう。

意外にむずかしいと思うのです。

 

自分のためにならないように

お金をつかうことで、自分がなにかを得てしまうこともあります。

そのなにかは、お金を稼ぐ・増やす能力を育ててしまうかもしれません。

 

なので、お金をつかっても、自分はなにも得ないようにすることも必要です。

もし、なにかを得ても、行動しなければよい…ともいえます。

でも、人を見る目があるひとに、断り切れない執着をされることもあるでしょうから。

 

自分のためにならないようにするには、知識や経験・発見・興味・楽しさ・成長などにつながってはいけません。

もしかしたら、お金を使うのが、苦痛になるような使いかたをしなければいけないのです。

それも、むずかしいのではないでしょうか。

 

誰かに感謝されないように

事業というのは、人間同士のつながりともいえます。

なので、だれかに感謝されるようなことがあると、事業はうまくいく可能性があります。

お金を減らすには、それが無いようにしなければいけません。

 

感謝されないようにするには、むしろ嫌われるのもアリ。

だれかに嫌われるようなお金の使いかたをするのも、一つの方法です。

具体的にどんな使いかたがあてはまるか……は、かんがえてみましょう。

 

また、嫌われる…とまでは言わないものの、空気のような存在・普通・当たり前であることも、感謝にはつながらないかもしれません。

ただ、こうした生き方は、ツライのではないでしょうか。

感謝されれば、だれでも嬉しいはずです。

その嬉しさや楽しさの真逆をいくわけなので。

 

まとめ

ほとんどのかたが、お金を増やしたいと思っているはずです。

その逆である、減らしかたについてみてきました。

 

おおくのかたの望みとは逆の方向のことをみてきたので、イヤな感じがしたかもしれませんね。

でも、発想を真逆にするのも、発見や気づきにつながります。

なにかを考えているときは、あえて逆からみることも、方法のひとつです。

 

※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。