優先するのは今か将来か
将来のために今を犠牲にするようなことがあります。
将来を予想することも大事。
いっぽう今を十分に楽しむことも大事です。
将来の予測は大事
事業について、将来の予測や「こうなったらいいな」ということを数字でもかんがえる。
これは大事なことだと思っています。
というのも、つぎのような効果があるからです。
- 今はできなくても、できるようになりそうな見通しがあれば希望がみえる
- じぶんの人生をじぶんで作っている実感が得られる
- ものごとが数字でハッキリすると、モヤッとした不安が消える
- できそうなこと、できなさそうなことがハッキリすれば、時間や労力の使いかたが変わる
- かりに目標をたてるなら、近づきつつあるときに「できた」という実感がわく
事業をしていれば、どうしても利益やお金のことが重視されがちです。
それらはたしかに大事なもの。
生きていくうえでも欠かせないですからね。
でも、それらを超える大事なものも、あるとおもうのです。
それは、自分のこと。
「やりたい」とか「できる」あるいは「欲しい」といった気持ちですね。
これらが成就することも、事業をしている動機のひとつではないでしょうか。
将来の予測をしてみるのは、いっけん数字のこと。
ただ、すこし時間をとってみれば、じぶんの「やりたい」などの気持ちとも向き合うことができます。
つまり、じぶんは生きて何をしたいんだろう…と。
それがあるので、将来の予測は大事だとおもうのです。
ふだん忙しいと、そうしたことを考える時間も案外ないものですから。
ここで気をつけたいのが、将来のために今を犠牲にしていないか…ということ。
今はどうか
将来の予測をしてみた結果、じぶんの希望などとのギャップに戸惑うこともあるかもしれないですね。
ときには、ハッキリと「ムリ」と思ってしまうことも。
あるいは、将来の予測をつづけ、いろいろ試してみても、じぶんの思うところに近づく気配がない。
そんなときも、「できないかも」と感じるものです。
この「ムリ」とか「できないかも」と感じてしまうこと。
これが、将来のために今を犠牲にしていることではないか…とおもうのです。
もちろん、たしょうは「頑張る」ことも必要です。
すこし試しただけで上手くいくことは、すくないですからね。
でも、この「頑張る」も時にやっかいなもの。
なぜ頑張るか…とかんがえたとき、それは今は「できない」ことがあるから。
頑張るには、やり方や環境もおおきく影響します。
できない原因は、必ずしもじぶん一人のことではなかったりも。
ということがあっても、じぶんがすべてを背負うようなことになりがちです。
頑張るのはよいものの、「できないかも」という気持ちが大きくなるだけのこともあるわけです。
この「ムリ」や「できないかも」という気持ちが大きくなりすぎると。
全体的にネガティブな空気におおわれたりします。
また、いつも「やらなきゃ」という何かを背負っているように感じることも。
すると、「楽しい」とおもえる時間も少なくなりがちです。
これが、今を犠牲にしている…の意味なのです。
ただし当然ですが、「楽しい」が100%になることもないはずです。
たしょうの苦労や失敗、頭をひねってかんがえることも、やっぱり必須ですから。
ということを踏まえても、「ムリ」や「できないかも」のとらえ方には、すこし工夫も必要です。
ネガティブな気持ちだけが大きくならないように受け入れる…と。
今できていることもあるはずですし、まだ試していないこともあるはずです。
ときには、ある程度の割り切りも。
そうでないと、今を十分に楽しめないですし、頑張るにしても義務感のようなものを背負ってしまいます。
もともと「やりたい」ことをやるときって、むしろ楽しいものなのに。
たしかに将来の予測は大事です。
ただそれが、今を犠牲にすることにつながらないか…は用心しましょう。
お金の例外
事業をしているとき絶対に避けなければならないのは、お金が足りなくなること。
ここで気をつけたいのが、利益はあてにならないことがあること。
黒字だからといって、お金があるとはかぎらないのです。
だから、損益計算書などの会計データとはべつに、資金繰り表をつくりましょう。
とりあえずは来月の大きめの支払いが終わったときに、いくら残っていそうか…と。
給料日後とか月末のタイミングで。
そして慣れてきたら、2~3か月後まで予想してみる。
売上や利益には、じぶんが何をする・したか…ということも反映されています。
大袈裟ですが、生き方とかも。
ただお金は、もうすこし現実的なもの。
うまくいっているときも、いっていないときも、かならず将来の予測はしておきましょう。
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