お金を増やす秘訣と減らしてしまう法則

お金を増やす秘訣は、ないのかもしれません。

いっぽうの減らしてしまう法則は、確実に存在しています。

 

増やす秘訣

お金を増やす秘訣はないかな…とかんがえたとき。

それは「どうやって利益をだすか」に行きつきます。

お金は、利益のぶんしか増えないですから。

 

そのためには、どんな風に経費をつかい、どう売上として戻ってくるようにするか。

この投資とリターンの関係を考えざるをえない。

ここに正解はあるのか。

それが秘訣だと思うのです。

 

今のところ、この秘訣が存在するようには思えません。

というのも、世の中にはおおくの事業がありますが、その中におなじ…と言えるものはないので。

もし秘訣があるなら、そこに向けて同じようになっていくはずですから。

フランチャイズのように外見がおなじに見えても、経営者が変われば、中身は変わりますからね。

またそれが、売れる秘訣に関係することもあるんですけれど。

 

おそらくどんな経営者も、利益をだし、お金を増やすために、頭をひねっているはず。

それでも上手くいかないことがあったり、たとえ上手くいった後でも、それが続かないこともある。

そんな現実からも、秘訣があるようには思えないのです。

 

いっぽう、お金を減らしてしまう方向には、法則のようなものがある…と感じています。

 

減らしてしまう法則

次のようなことをするなら、きっとお金は減ることになるはずです。

  • 残高しか見ない
  • 結果を予想しない
  • 節税にとらわれる

 

残高しか見ない

お金は「今いくら持っているか」が重要におもえます。

お金はつかうためにあるものですし、持っていなければ意味ないですからね。

 

でも、お金を増やす秘訣である利益のことをかんがえるとき。

じつは「増減」をみておくのも大事だったりします。

もし増えてきているなら、あるいは減ってきているなら。

これも利益を示唆するかもしれないですからね。

黒字なのか赤字なのかにより、お金の使いかたも変わるとおもうのです。

 

ただ会計というのは複雑で、お金が減っていても黒字になることはある。

もちろん、その逆も。

だから結局は、会計データなどの数字もみておかないと、利益は分からない。

 

こうしたことを踏まえて「残高しか見ない」というのは。

地図を見ないで初めての土地を歩くようなもの。

迷わない…と断言できるでしょうか。

事業の規模がひかくてき小さければ、頭のなかで管理できることもありますけれどね。

ただ、危険なはずなのです。

 

結果を予想しない

事業においてお金をつかうということは、投資をするということです。

すべてが…と言うと味気なく感じるかもしれませんね。

趣味とか遊び心があってもいいとおもいますから。

でもお金をつかう、つまり経費は、売上を得るための投資です。

だから、どんなリターンがあるのかは、事前に想像するのが筋なのです。

 

経費とはいえませんが。

たとえば宝くじを買うときは、「当たったらどうしようかな」と想像するはず。

もしかしたら経費よりも、その想像はふくらむかもしれないですね。

経費も、宝くじを買うときのように想像するのが理想…だとかんがえています。

 

もちろん経費は、毎日のように発生するもの。

いちいちドキドキしてられないもの…でもあります。

でも、ときに「必要だから」とか「普通だから、常識だから」。

こんなことが、想像することを止めてしまうことがあります。

たしかに必要なら、つかわざるを得ません。

ただそれが、経費の本質を忘れてしまう原因になっていないか。

 

お金をつかうなら、結果を予想するのが当然…と思うようにしましょう。

つかうのは簡単なことも多いですからね。

 

節税にとらわれる

法人税や所得税など、事業をしているときの税金ですが。

その税金は、できれば少ないほうがよい…と思うのが多数派です。

その気持ちは、もちろん分かるのです。

 

ただ税金の計算方法をかんがえたとき。

それらは利益の○○%と計算される。

だから税金がすくなければ、税引き後の利益、つまり手取りのお金もすくなくなるのが道理なのです。

税理士としてはとても抵抗がある言葉ですが。

もしお金をたくさん増やしたいなら、税金もたくさんになるのが道理…といえるのです。

 

節税というのは、とても魅力のあるもの。

でも、その節税がお金が増えることの邪魔をするようなこともあります。

税金を減らすのは、ある意味、簡単ですから。

ひたすら経費を増やせばよいので。

 

こんな風に節税にとらわれたとき、お金は増えにくくなってしまう。

これは、現実です。

 

正直、税金を減らしたい気持ちを変えることはできないかも…とも思います。

でも目が向いているのは、税金なのか、手取りのお金なのか。

このことは、決算のときに意識してみましょう。

「税金がいくらか」かんがえるなら、「お金はいくら増えたのか」もかんがえる…と。

 

まとめ

お金を増やす秘訣は、ないのかもしれません。

いっぽうのお金を減らしてしまう法則は、確実に存在しています。

おそらく、あらゆる分野でも同じではないでしょうか。

成功する秘訣はないが、失敗する法則はある…と。

 

経理というのは、直接お金を生むことがないもの。

だからか、軽視されることもあります。

でも、攻撃は守りからはじまるのかもしれませんよ。

その守りとは、お金を減らさない、あるいは失敗を防ぐこと。

そんな視点で経理をかんがえてみましょう。