問題も答えも自分のなかにある
大事なことは目に見えないこともおおいです。
それを言葉や数字で表現することも大事なのです。
問題は自分でみつけるのが経営
いまどうするべきか、何をしなければならないか……?
- いま進行中の仕事があれば、それ次第。
- なにかの試験をうけるのであれば、問題は試験官がつくる。
- 誰かに雇われていれば、「○○頼むね」とやってくる。
というようなことではありません。
なにか欲しいものがあったり「こうなりたい」という希望があるときにでてくる「いまどうするべきか」です。
独立したり起業するかたは「人に言われたことをそのままやる。言いなりになる」のが苦手だったりしないでしょうか。
すると、自分がなにをするのかも自分で決めるわけです。
ただ、勢いよく起業したものの、いざ現実を目のあたりにすると「どうしたらよいものか」となってしまうこともあります。
はじめてやることだらけでしょうし、慣れもなにも経験すらないのだから当たり前です。
もし起業してから時間が経っていたとしても、はじめてのことは避けられません。
世の中が変わるということもあるし、いまに満足していなければ変化するときの「はじめて」があるからです。
もしかしたら「成功した誰か」の跡をなぞってみることもあるでしょう。
言葉のように、人はだれでも真似しながら生きてきているはずなので、それもアリだと思います。
ただ、真似のさきにあるものがちがうと気づいたらどうしましょう。
もう真似では足りないですよね。
結局のところ、問題つまり「いまどうするべきか」は自分でみつけるのが経営なのです。
答えも自分でみつける
問題がみつかったとき、「どうなればよいか」も自分で決めなければなりません。問題の答えにあたるものですね。
だって「自分が満足できるかどうか」がカギになるからです。
- 今よりもすこしでも良くなれば……
- ダメ元で……
- 絶対に○○は必要(確信)
どれで満足できるかは人それぞれです。
また、問題はみつかったけど「やらない」という選択肢もないわけではありません。
- 誰かに迷惑がかかるから
- 失敗したくない
- 恥ずかしい
- 上手くいくか分からないことにお金も時間もつかえない
- ほかの問題を優先する
このような理由で「問題をそのままにしておく」という答えだってあるのです。
腹八分目といいますが、100%を目指さないのもアリだと思います。「自分が満足できるかどうかがカギになる」とは書きましたが。
なので、満足の度合いもふくめて、問題・答えともに自分できめるのが経営なのです。
問題も答えも自分のなかにある
問題も答えも、欲しいものや「こうなりたい」という希望からでてきます。
なので、それは自分のなかにしかないものです。
また、欲しいものや「こうなりたい」という希望は、その時々の状況などで変わることもあります。
変わらなければいけないときもあるでしょうし、初志貫徹のように変わってはいけないものもあるでしょう。
問題や答えをみつけるにあたり大事なことは、それを言葉や数字で表現することです。
音楽や絵・彫刻などの芸術だったら言葉も数字もいりませんが、経営には言葉も数字もついてまわります。
漠然としたままでは行動しにくいですし、目指すところがあいまいだと「なんとなく」で終わってしまいます。
たとえば、営業ノルマを「○○円」ではなく「生活に困らないだけ」と表現されたらどう思いますか?
おおくの場合、大事なことは目に見えません。
ときには、自分でも気づいていなかったりします。
「こうなりたい」という希望があるなら、自分のなかにあるものを言葉や数字で表現するために時間をつくってみましょう。
すると、その言葉や数字からつぎのものが見えてくることもありますから。
※ 記事作成時点の心境に基づいています。
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