失敗して落ち込んだときに自問したい6つのこと
失敗したら落ち込みます。
でも、「次はどうやるか」に切り替えるのが早いほど、成功までの距離はちぢまります。
そのきっかけになるかもしれない失敗したときに自問したいことについて、かんがえてみましょう。
目次
失敗したら落ち込むのが当然
なにかを本気でやっているなら、失敗は避けられないものです。
- 今はできないけど、何とかしたいこと
- 今はやっていないけど、将来やりたいこと
- 誰かがやっていることで、自分も取り入れたいこと
これらのことを、やりたいと思ったときに、自分の思うとおりにできることは稀だからです。
何回かの試行錯誤のうえで、なかには割とスンナリできることもあるでしょう。
いっぽう、何回やってもダメなときもあったりします。
「失敗」と感じるものですね。
すると、やっぱり落ち込むもの。
ときには次のような症状も。
- 自分のやりかたの何が悪かったのか分からず、イライラ…
- だれかの言ったことが気になって、引きずってしまう…
- 不安のせいで、いつもの自分ではなくなり、あせる…
こんな状態がながくつづくと、仕事だけではなく、いろんなところに影響してしまいます。
これを我慢して、できるまでやるのも一つの方法です。
でも、ときには失敗を受け入れたほうが、成功に近づくときもあります。
失敗と成功の距離は、意外に近かったりもしますので。
ちょっとしたこと、空気の入れ替えのようなことでガラッと変わることもありますから。
失敗して落ち込んだときに自問したい6つのこと
失敗して落ち込んだら、つぎのことを順番に自問してみましょう。
- それをやっている自分には価値があるんだ、ということ
- 自分だって失敗する、ということ
- それが、自分にできると思っているか
- それができると、自分を信じているか
- それをやることは、自分で決めたことか
- それは、誰かや何かの役にたつことか
それをやっている自分には価値があるんだ、ということ
何かをするなら、それができた先にも何かがあります。
仕事なら、お金かもしれません。
もしかしたら、夢や希望そのものだったり、それにつながるものかもしれません。
いずれにしても、それは自分にとって価値があるものです。
ほかの誰かにとって、ではなく。
なので、人の目や世間常識は、いったん忘れましょう。
そのうえで、それをやりたいと思った自分には、それなりの価値があるんだと思いましょう。
夢や希望もふくめたものが、価値ですよ。
それが成ったときのことを、イメージしましょう。
また、できるかどうか分からないことに向かっていくだけでも大変なことです。
事の大小にかかわらず、そのような勇気をもっているだけでも、じゅうぶんな価値があります。
自分だって失敗する、ということ
生まれてから現在までを振りかえったとき、失敗がゼロのかたはいないでしょう。
何かしらの失敗をしてきたはずです。
それは今もおなじだということを、受け入れましょう。
失敗するのが当然だとおもえば、心の揺らぎかたも落ち着くはずです。
イライラしたりするのは、失敗しないからと思っているからではないでしょうか。
失敗したら、原因をしらべ、やりかたを変えるなどして、もう一回やればよいだけのことです。
うまくいくまで。
「次はどうやるか」に切り替えるのが早いほど、成功までの時間はみじかくなります。
こう考えると、落ち込む時間がもったいないと思えてくるのではないでしょうか。
それが、自分にできると思っているか
ときには「プラス思考」も必要です。
「ムリだ」ということを前提に考えると、体はうごかないものです。
「病は気から」と言ったりしますが、そうなっていないか自問してみましょう。
打開のきっかけになるひらめきや気づきというのは、いつ・どこでやってくるのか分かりません。
今やっていることから距離をとったり、時間をおいたりするのもよいです。
まったく違う分野のことをやってみるのもよいです。
気分転換が必要かもしれないのです。
ふだん、何かしらネガティブなことを言っていないか・考えていないか、振り返っておきましょう。
プラス思考は、あるていど人為的に何とかできることもありますので。
たとえば応援など。
それができると、自分を信じているか
「自分なりに」でよいのです。
それに、物事はいきなり大きく変わることはすくないので「少しずつ」でもよいのです。
このことを知っておきましょう。
そのうえで、今の自分にできそうなこと・量・金額などをかんがえましょう。
「それなら出来るかも」と思えるように。
この「出来るかも」も自信です。
今やっていることが大きなことなら、「出来るかも」と思えるように小さく分解してみましょう。
それをやることは、自分で決めたことか
自分で決めたこと・人から言われたこと。
このどちらかで、失敗も受け止めかたは変わります。
自分で決めたことなら……あとには引けないですし。
起業したのなら、「自分で決める」ことを大事にしましょう。
そうでないと、心からの「やりたい」にはつながらないですから。
今やっていることは、「なぜ始めたのか」自問してみましょう。
それは、誰かや何かの役にたつことか
それができたとき、誰かからの「ありがとう」はあるでしょうか。
「ありがとう」という言葉でなくてもよいですが、誰かの役に立つこと。
それがイメージできているか、自問してみましょう。
理由はわかりませんが、自分に役に立つこと・他の人の役に立つこと。
この2つの違いで、行動などが大きく変わるように感じます。
自分だけではなく、周りの役にも立つと思うと、なにか嬉しくなる感じがあるように思うのです。
失敗して落ち込んだら、ここまでのことを自問してみましょう。
もちろん、今できないことが、できるようになる方向で。
そうすれば、失敗をした自分を前よりも受け入れられるようになるはずです。
また、自分のやっていることに、それなりの価値も見出せるはずです。
「また、やってみよう」と思えるくらいに。
失敗は必須のもの
何かやりたいことがあり、それが今できていないなら、失敗は必須のものです。
失敗は成功のもとと言いますが、できないことが1回でできることは稀なので。
もし、なにも失敗をしていないなら、チャレンジが足りないのかもしれません。
あるいは、やりたいことがあるのに気づいていないのかもしれません。
失敗というのは、できれば避けたいものです。
おなじ失敗も、繰り返したくはないものです。
経験がふえてくると、どうしても失敗を避けたくなります。やっぱり痛いし…
でも、欲しいもの・やりたいことがあるなら、失敗は必須のものだと思いましょう。
※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。
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