「楽しい」のハードルを上げ過ぎていないか
「仕事が楽しい」と聞くと、うらやましく思ったりしないでしょうか。
そんなに大袈裟なことではない…とおもうのです。
「楽しい」の違和感
仕事は楽しく…なんて言ったりします。
やりたいことや好きなことを仕事にしましょう…とも。
これらは確かに「そうだな」と思えるもの。
同じことをしていても、片方が楽しそうで、もう片方が仏頂面なら。
なんとなく楽しそうな方へ、目を向けますからね。
ただ、この「楽しい」には違和感もあります。
というのも、「楽しい」から連想されるのは、おもに笑顔だからです。
笑顔って、そんなに長続きするかな…と。
たとえ笑顔になるとしても、あるていど続けば疲れますからね。
もちろん「楽しい」は、笑顔だけとは限りません。
楽しく感じるときは、集中していることも多いですから。
そんなときは、むしろ仏頂面をしていることのほうが多いのかも。
にしても「楽しい」から連想されるのは、ポジティブなことばかり。
それが違和感の原因かも…と思ったとき。
「楽しい」のとらえ方が違うのかも…と気づいた気がしました。
「楽しい」とは
もし、やりたいことや好きなことをするなら、それは楽しい時間です。
でも楽しいとはいえ、なかには上手くいかないこともある。
その上手くいかないことを、楽しくない…と言えるかどうか。
きっと上手くいかないことがあっても、全体としては楽しいはず…とおもうのです。
そして上手くいかないときには、ネガティブな気持ちもでてくるもの。
自分に腹が立ったり、イライラしたり…と笑顔とは真逆の。
そんなことを乗り越えて上手くいったとき、「やっぱり楽しい」と感じることも。
「楽しい」のなかには、ポジティブな気持ちもネガティブなものもあるわけです。
こう考えたとき、「楽しい」とはもう少し気軽なもので良いのかもしれません。
「やりたいことや好きなことって何ですか…?」と聞かれたら。
けっこう考えこんじゃったりすることは、ないでしょうか。
そうではなく、わりと身近にあるもので、それが出来た瞬間をイメージしたとき。
「ちょっと、いいかも」と感じられるようなもの。
それも「楽しい」だと思うのです。
「楽しい」と聞くと。
とても素晴らしいこと、あるいは大きなことのように感じてしまうことがあります。
でも「楽しい」には、小さなものだってある。
そう思えば、肩の力も抜けるかもしれないですね。
そして、もう一つ大事なことを。
「楽しい」は自分だけのもの
「楽しい」かどうかは、自分にしか分からないもの。
自分の気持ちが動くかどうか…で決まるものですから。
そして「しなければならない」とか「するべき」という考えは、いっさい考慮する必要のないもの。
きっと気持ちは動かないでしょうから。
犯罪はダメですけれどね。
だから、いま自分がどう感じているか…だけがカギになるわけです。
その気持ちは、ありのままの自分です。
その自分が「楽しい」と感じるほうへ行くこと。
それが、自分を大事にすることだとおもいます。
そして「楽しい」とは、結局は自分だけのもの…といえます。
だから、それを積み重ねていった先にあるのは、自分だけにしかできないこと。
そんな仕事をしている自分をイメージするのも、楽しいのではないでしょうか。
そのためには、ちいさな「楽しい」を見つけることから始めてみましょう。
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