休み明けのツラさをなくすには
休み明けに仕事をすると、気分がノラないこともあります。
それをなくすための対策を考えました。
なお、気分とはちがい、お金には休みがないという問題もすこし考えてみましょう。
休み明けはノラない
休み明けは、いつも通りやっているはずなのに、なんかノラない気がする…こともあります。
すこし空回りしているような。
やっていても、仕事が進んでいないようにも思えてしまう。
もし、お客さまや取引先など、ひとと会うことがあるなら、半強制的にシャンとするもの。
でも、仕事のなかには、ひとと会わなくても成立するものもあります。
すると、1日の大半をノラないまま過ごしてしまうことも。
この原因は、気持ちや体が「仕事をしない休みの状態になっているから」なんでしょうね。
起業あるいは独立したら、じぶんの面倒は、じぶんで見なければなりません。
仕事をする・しないの切り替えも、じぶんでコントロールする。
その対策を考えてみました。
「とにかくやる」よりも、言葉にすると対策しやすいかもしれないですから。
休み明けのツラさをなくすには
休み明けのツラさをなくすには、つぎのことが有効です。
- 前の日に準備しておく
- 休み明けはゆっくり始める
- 休みをつくらない
前の日に準備しておく
前の日に準備をする。
…でもいいのですが、前の日に「すこし」手をつけておくと、もっと良いです。
休みの日ではあるものの、仕事をするのです。
そうすれば、免疫というか、気持ちも体も仕事をすることを受け入れている状態になる。
休み明けがツラいのは、気持ちと体の問題です。
それを、休みの日の間に切り替えておくわけです。
そのカギとなるのが、「すこし」やること。
そのすこしとは、「続きが気になる」くらい。
続きが気になると、頭のなかで勝手に「つぎはどうしよう」などと考え始めるもの。
その状態で休みが明けるなら、体も勝手にうごくものです。
きっと、ご自身なりに何回かためしてみる必要はあります。
ただ、うまく切り替えることができるなら、休みをもっと楽しめるのかもしれないですね。
休み明けはゆっくり始める
切り替えることの難しさを知ったら、休み明けはゆっくり始めるのもアリです。
もちろん、仕事の状況にもよりますよ。
ただ、気持ちと体を切り替えるには、時間がかかることもある。
それを受け入れるわけです。
気持ちだけ焦って空回りするよりマシじゃないかな…と。
だから、たとえば休み明けの午前中は、前日の夜に準備をするような気分で過ごす。
エンジンはすぐにはかからない前提で、休み明けを始めるのです。
もちろん、そのまま1日が終わったらマズいですけれどね。
これについて、時間がもったいなく感じるかたもいるでしょう。
また、「仕事なんだから」と思うかたもいるでしょう。
ただ、ときには休みの日に遊びすぎて疲れた…ということも。
それはそれで、いいじゃないですか。
そんなときは、ゆっくり始めましょう。
ただしその責任は、もちろん取らなくてはいけないんですけれどね。
休みをつくらない
気持ちと体を、100%休みの状態にしない。
これも、ひとつの方法です。
というか、起業したり独立したかたには、自然とそういう気分になるかたもいるでしょうね。
休みをつくらない…とは書きましたが、もちろん 365日 24時間営業するわけではありません。
ただ、建前として休みにしている日であっても、仕事として何かをする。
そうすれば、切り替えの問題はラクになりますから。
それが習慣のちからでもあります。
いっぽう「やらなきゃ」とか「○○したい」という気持ちがあれば、休むという意識がなくなることも。
そうなると、逆に休みが必要なことも。
張り詰めた状況は長続きしないですから。
それに、なにかを目指しているとき、まったく関係がないように見えることがヒントをくれることもあります。
おなじことばかり続けていると、倦むこともあるわけです。
このあたりは、じぶんでコントロールできるものでもありません。
「うまくいかないな」と感じたら、あえて休むのもよいかもしれませんよ。
気持ちと体が仕事をする状態に戻ってこないことは、ないでしょうから。
お金をつかうことに休みはない
仕事とちがい、お金をつかうことに休みはありません。
365日24時間、お金は出ていっているはず。
たとえば、冷蔵庫とか家の前の灯りなどは、寝ている間も電気代を発生しつづけています。
もちろん、気にならないくらいの金額でしょうけれどね。
なお、この電気代に問題があるわけじゃないですよ。
ただ、お金の怖いところに、つぎのことがあります。
- お金をつかったことが記憶にのこらない
もちろん、レシートなどがあれば、それを頼りに思い出すことはできます。
ただ問題は、思い出そうとしなければ出てこないこと。
事業においてお金をつかうからには、つぎのことが想像できていたほうがよいのです。
- そのお金をつかうとどうなるか
事業では、かならず先にお金がでていき、あとで売上などとしてもどってきます。
だから、「どうなるか」という視点が大事なのです。
お金をつかう目的は、基本的には売上や利益のためですから。
もし、このことが想像できていたなら、お金をつかったことも記憶に残りやすいはず。
思い出すということ自体が減るわけです。
…と、すこし大げさなことを書きましたが、お金を使うとき、すべてのものについて、こんなことを考える必要もないとは思います。
でも、お金をつかった記憶は、意外になくなりやすいもの。
お金を使うことに休みはないことが、これを助長しているような面もあるのです。
お金にも、休み明けがあるとよいのかもしれませんね。
そのお金は休んでいるのか・仕事をしているのか。
その区別をつけるために経理が必要とかんがえてみましょう。
・