どんな相手だったら投資するか
会社をつくり自分で経営していくのは、自分が自分に投資をしているのと同じです。
どんな相手だったら投資するか
投資とは、リターンを狙って自分のお金を投じること。
株式や投資信託などの金融商品が、NISAのおかげもあり、一般的でしょうか。
こうしたものは、「買って売る」という感覚もあります。
買ったあとで、値上がりなどを待って売る…という風に。
でも、その裏では、誰かが自分のお金を運用しています。
テレビなどで見かけるような経営者であれば、「誰が運用しているか」は少しイメージできます。
そうでないなら、顔も知らない誰かが、自分のお金を運用しているわけです。
その誰かを意識することは、もしかしたら無いかもしれません。
「上場していれば、きっとちゃんとしているだろうから…」と。
でも、もし意識するなら、それはどんな相手でしょうか…?
とうぜん、お金や数字は分かっていなければなりません。
どんぶり勘定で運用される…と考えたら、怖くなるはずです。
また、経営者としての力量や行動力・その会社や商品の魅力・先を見る目・安全さ・確実さ・世間の流れに乗っているか……などたくさんのことを求めるとおもいます。
もしかしたら、運の強さなんかも。
とにかく、自分のお金が増えて戻ってこなければならないので、要求するものはすごく多くなるはずです。
それだけ、お金を増やすことが難しい…と知っているわけです。
ところで、自分で会社をつくり、自分で経営していくときはどうでしょうか。
会社をつくるとは
会社をつくるということは、株主である自分が、経営者である自分に投資をするのと同じです。
合同会社も、法律上のことはともかく、実質的には同じ…と捉えてみましょう。
(株式会社とちがい、所有と経営が一致するのが合同会社です)
株主としては、会社が利益をあげることで、配当金や株価の値上がりを望むはずです。
ほかの会社の株式を買うときと同じように。
いっぽう経営者としては、怖さはあるかもしれませんが、多少なりとも自負はあるとおもいます。
自分ならできる…と。
ただ、他人に要求するのと同じものを、自分にも要求しているかどうか。
現実的に会社をつくる目的をかんがえれば、そのほうが仕事が取りやすい…という面もあります。
個人と法人では、信用度がけっこう変わりますし。
また、融資や社会保険などの扱いも変わってきます。
なにより、「やってみたい」というのが大事だったりもします。
こうしたことが目的であることも、良いとおもいます。
また、節税も目的の一つかもしれないですね。
個人にくらべれば、選択肢も増えますので。
でも、節税には要注意です。
というのも、利益を減らさずにできる節税は、限られているので。
うっかり税金を減らすことに目を奪われれば、利益を減らそう…という誘惑がやってきます。
すると、本来だったら増やすはずの利益を、減らす方向に行動してしまいます。
そうなれば、手元に残るはずのお金も減ってしまうことに…
これが、節税に意識をもっていかれることの怖さなのです。
本来とは、真逆の方向にいってしまう…と。
こうならないためには、他人にお金を預けるときと同じことを、自分にも要求しているか…?
こんな風に、ときに自問してみましょう。
たしかに税金はイヤですが、それを避けようとすると、もっとヒドイことが待ってるかもしれないのです。
まとめ
会社をつくるということは、自分が自分に投資をしているのと同じです。
経営者の自分は、株主の自分の期待に応える…のが本来の姿なのです。
現実的には、自社の株価が上がってしまえば、将来、税金のことで困ることもあります。
そこで、利益が上がり過ぎないような方法をとることもあります。
でも、本来の姿は、ときに思い出すようにしてみましょう。
投資に関連して、すこし話を変えますが…
自分の成長…というと立派というか重く感じるかもしれないですね。
自分が変わるかもしれないことに、投資をするのもよいです。
単に楽しいこと…というと、ちょっと違う気もしますが。
ともかく、自分自身にも、投資というか、お金や時間をつかってみましょう。
すると、今すぐじゃなくても、将来への影響があるかもしれません。
経営は、とても忙しいはずです。
どうしても、目先の仕事に時間をもっていかれがちになってしまいます。
すると、意識も「今」が多くなりがちです。
でも、投資とは、将来のことを考えておこなうもの。
今すぐには役に立たないことをすれば、意識も将来に向くかもしれません。
自分で自分を変えるのは、とても難しいものです。
ただ、環境や趣味などが、それを助けてくれることもあります。
すると、今だけだった視点が、将来まで伸びることもあるのです。
くわえて、自分が良い方向にかわることも。
ということを実感するのは、今ではなく将来なのが難しいところなんですが…
ともかく、「投資をしている」という意識を持ってみましょう。
※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。
当事務所のサービス