楽に儲けることはできるのか

是非はともかく、楽に儲けることができるのか…考えてみましょう。

 

不労所得

お金というのは、簡単には手にはいらず、自分の希望するとおりにもなりにくいもの。

だから、欲しい気持ちはよけいに強くなります。

 

それが、もし簡単に手にはいるのなら…

というわけで、不労所得があこがれの的になることもあるでしょう。

汗水たらしてはたらくのではなく、株式投資で儲けたり、不動産収入で生活は安泰…と。

 

はたらく…というと、楽なイメージはありません。

どちらかというと、逆ですよね。

キツくて当たり前…と。

お金のためにしょうがなく…ということもあるでしょう。

 

くわえて、いろんな要素が関係してきます。

  • 向き不向き
  • 人間関係
  • その時々のプライベートのこと
  • 環境
  • 健康
  • 将来
  • 勉強
  • はたらくことは、美徳か罰か
  • (もしかしたら)好き嫌い

 

ただでさえ楽ではないのに、こうした要素も関係してくると、時にはうんざりすることもあります。

そこに出てくるのが、不労所得の甘い誘いです。

その不労所得も、調べる・判断する・リスクという点からみると、けっして楽ではありません。

 

株式や不動産ほどでなくても、あるていどのお金がうごくとなれば、仕組みや情報・法律・確実性などは、とたんにややこしくなるものです。

ややこしいものが曖昧なまま、お金を投じるのは危険ではないでしょうか。

こうしたことを調べ、理解し、活用できるようになるのは大変です。

 

判断することも、楽なことではありません。

自分で判断した結果は、自分で受け止めなくてはならないので。

これが楽ではないことは、多くのかたが経験しているはずです。

 

そして、リスク。

儲けるどころか、損する可能性だってあります。

「ここだけの話…」につられてしまえば、もしかしたら詐欺に。

ときには、お金のことが気になって、眠れないようなこともあるかもしれません。

 

ひょっとしたら、はたらいているほうが楽だった…ということもあるのです。

 

不労でないものの多少は楽なこと

はたらくことが前提ですが、多少は楽に儲ける方法もあります。

  • 向いていることをする
  • 状況や環境にあったことをする
  • イヤなひととは付き合わない
  • 健康を害さないはたらきかたをする
  • 興味があることをする
  • 経験が活かせることをする

イヤなことを削っていけば、楽しい場面や嬉しいことも増えてくるはずです。

 

お金というのは、なにかの対価に支払うもの。

そして仕事は、だれかの「必要・欲しい・悩んでいる・困っている」などを解決すること。

人間は、お金と仕事を交換しつづけることで生きている…ともいえるのです。

 

その仕事のなかには、「だれかを楽にする」ということもふくまれます。

  • 自分が楽になったあげく、お金も手にする

楽に儲けるということは、仕事とお金を交換するのではなく、同時に手にいれるわけです。

これは道理にかなっていないのではないでしょうか…?

 

だれかの成功談を見聞きすると、「じゃあ自分も…」とおもうこともあります。

「自分でかんがえるのは面倒だから、人に教えてもらえばいい」という方法もあるかもしれません。

 

でも、結局のところ、儲けるためにはつぎのことが必要です。

  • 自分で考えて、行動し、お金や時間を投じる

儲けは、このことの結果なのです。

 

まとめ

楽に儲ける方法はない…と思いましょう。

そとからみて「楽そう」にみえるとき、そこにはいろんな考えや試行錯誤・失敗などが潜んでいるはずです。

秘密…として。

 

楽に儲けたい…とおもったときは、自分にとってイヤなことを削っていくのも一つの方法です。

楽ではなく、不労所得にはない楽しさや嬉しさに近づくために。

 

※ 記事作成時点の情報・法令に基づいています。