数字とセットで活用できると良いもの

行動するときは、利益などの数字だけではなく、気持ちも伴っていることが理想です。

そのためには、言葉も活用する…という意識をもってみましょう。

 

数字で心は動かない

税理士は、経営の相談をうけることもある立場だったりします。

税金を考えるときは、利益はもちろん、その利益を生みだす売上や経費にも話がおよぶもの。

すると、経営の内情にふれることも多いので。

 

そんなとき、すべてが上手くいっていればよいですが、そうは感じていない経営者もいます。

「○○したい」という気持ちがあるかぎり、どうしても生まれるものですよね。

 

その気持ちを何とかしようとするとき、きっかけは数字であることも多いです。

「利益や売上が○○円は欲しい」などと。

ただ、それらの数字だけでは、改善しようとおもっても難しいこともある。

数字だけでは、行動が変わりにくいですから。

 

もちろん中には、数字だけでも行動を変えられるかたもいるでしょう。

数字というのは論理的、つじつまが合っているものですから。

それに納得せざるを得ないときがある…と。

 

でも、ひとが行動を変えるときは、気持ちの問題が大きいのではないか…と感じています。

そのきっかけには、もちろんお金も含まれるでしょう。

ただ、お金自体というより、お金をつかって得られるであろうことが本質的なところかと。

そこにあるのは、きっと楽しいとか満足という気持ちのはず。

つまらない・面倒といった気持ちから離れる…もあるかもしれませんね。

 

ということを踏まえて行動を変え、そして事業を改善していくには。

数字だけではなく、言葉も活用できるといいな…とおもうのです。

 

数字とセットで活用できると良いもの

たとえばスポーツや、音楽・絵画などの芸術、料理などでも心が動かされることがあります。

ただこれらは、経営の日常には持ち込みにくいもの。

もっと身近にあるのが、言葉です。

その言葉を伝えることはもちろん、引き出すことも大事では…と。

 

気づく・伝える

ある行動をするなら、ほとんどの場合には背景があります。

利益が足りないから、営業をする…など。

 

自分ひとりで事業をしているなら、だいたいのことは自覚しているとおもいます。

それでも、他のひととの会話や本・セミナーなどから、なにかに気づくということもある。

それをきっかけに、行動を変える。

そのときには、「○○だから」という言葉があるはずです。

 

少しややこしくなってくるのは、ほかのスタッフもいるときです。

なにかを頼んでも、自分の想像とはちがう結果になることもあるのでは…と。

おそらくそれは、前提が同じではないから。

 

経営者なら、事業のすべての情報をもっています。

でもスタッフは、その一部しか知りません。

「○○だから」の伝えかたが、足りない可能性があるのです。

そんなときは、行動が変わるまで、情報や理由・前提を追加していく方法もあろうかと思うのです。

 

ただ本質的なところでは、その方法にも限度があるかもしれません。

 

引き出す

「宿題をしなさい」と言われたら、かえってやる気がなくなる。

そんな経験はなかったでしょうか。

 

ひとには誰でも、自分のことは自分で決めたい…という性質があるように感じます。

表面上は、従っているように見えても。

 

だから、だれかを自分の思う通りにしようとするより。

そのひとは何を望んでいるかを引き出すほうが、いろいろ近道になるのではないか…と。

そのときのカギが言葉、つまり会話です。

 

このことについては、とても多くのことが関係します。

そしてとくに、忍耐力も求められます。

ただ、なにかに気づき、それを伝えるだけでは足りないときには。

相手の考えなどを引き出すことも、考えてみましょう。

 

まとめ

行動するときは、気持ちを伴っていることが理想です。

たとえばやる気のあり・なしにより、結果も変わりますから。

 

その気持ちを動かすには、数字だけでは足りないことも多々あろうかと。

言葉でも、必要なことに気づき、伝え、ときには相手から引き出す必要が。

とはいえ、数字がないのも、事業においては問題です。

数字と言葉。

両方の意識をもってみましょう。