事業の先を読むときに注意したい傾向

先を読むことには、捕らぬ狸の皮算用のような面もあります。

それでも必要なわけと、注意したい傾向について確認しておきましょう。

 

注意したい傾向

事業の先を読むとき。

しばらく先の売上や経費、あるいは決算がどうなりそうか…と。

そんなとき、じぶんにとって都合の良いように数字を組み立ててしまう傾向がないか。

 

1~3か月くらいだったら、そうでもないと思います。

いま見えている現実から、ひかくてき正確な売上などが出るでしょうから。

でも、いま見えている現実からの想像がおよばないときは。

じぶんにとって都合の良い数字しか見ない、あるいは、それしか出てこない傾向があるようにおもうのです。

 

たとえば、美味しいものを食べる、飲むとき。

美味しいものにかぎって体に悪い…なんていいますが。

そんなことは考えずに、楽しむものだとおもいます。

いつか病気になりそうだからイヤ…なんておもわないはず。

 

ほかにも、たとえば将棋や麻雀、ゲームで負けがつづいているとき。

そんなときは、勝つまでやりたい…っておもうはず。

つぎも負けるかも…とおもうかもしれませんが。

それでも頭のなかに強くあるのは、勝ったときのことのはず。

 

ただ、じぶんにとって良いことを想像するのは、悪いことではありません。

良いことを言い換えれば、希望とか夢とか、やりたいこととか。

なにかを続ける原動力になるものですから。

そうしたものが無ければ、なにごとも続かない…といえます。

悪いことしか想像しないなら、すぐに止めるでしょうしね。

 

それでも、事業の先を読むときは、こうした傾向があることに注意しておきましょう。

 

先を読むときの補足

事業の先を読むときは、つぎのことを踏まえてみましょう。

  • 売上は少なめ、経費は多め
  • 必要最低限のラインを知っておく
  • 今を大事に

 

売上は少なめ、経費は多め

数字は、じぶんにとって、すこし都合が悪いようにみておきましょう。

黙っていても、良い方向にいってしまうものですから。

 

すると、良い方向に、じぶんの想像するとおりに行かなかったとき。

悪いニュースのように感じてしまいます。

しょせん、捕らぬ狸の皮算用のようなものに過ぎないのに。

 

先を読むということは。

何かやりたいことなどがあるとき、そしてそれがすぐに実現できそうにないとき。

将来から逆算して、いまの身の振りかたをかんがえるためでもあります。

 

だから先を読んだとしても、その通りに行かないことはよくあるもの。

そして、それを気に病む必要もないもの。

そのときに、また読み直せばいいのですから。

だから、あまり盛大に読むのではなく、保守的にやっておきましょう。

 

必要最低限のラインを知っておく

事業は、お金が足りなくなると終わってしまいます。

それだけは、絶対に避けなければならないもの。

 

事業をするなら、最低限かかる経費などがあります。

それをまかなえるだけの売上やお金は、どうしても必要なわけです。

それらがいくらなのか。

そのラインは、いつでも知っておきましょう。

 

かりに、事業がじぶんの想像通りにいかなかったとしても。

そのラインさえ超えているなら、つぎのチャンスがあります。

計算方法が気になるなら、「損益分岐点」などと検索してみましょう。

 

今を大事に

先を読むときには。

過去の経験が参考になります。良いことも悪いことも。

それに加えて、いま起こっていることのなかにも原因になるものが含まれているはず。

 

どちらも材料としては欠かせないものだとおもいますが。

いま起こっているものを、より注意深く観察することも大事です。

見逃さない…と。

いま起こっているものは、より確実ですからね。

 

そのためには、たくさんのことに目を通しておく必要もあります。

会計データなどの数字はもちろん、ヒトや周りの環境、数字にはあらわれない気持ちのこと。

すくなくとも、数字だけではない…と。

今じぶんのまわりにあるものを、大事に観察する必要があるわけです。

先を読むときには、こうしたことにも注意してみましょう。

 

まとめ

想像がおよばない先のことを読むとき。

じぶんにとって都合の良いように、ものごとを捉えてしまう傾向があるようにおもいます。

 

先を読むのは、将来から逆算して、身の振りかたを考えるためでもあります。

だから読んだ通りにいかなかったとしても、悪いことではありません。

もう一度やればよいだけで。

ただ、必要最低限のラインを知りつつ、そして今を大事にしつつ。

そしてすこし保守的に、数字を組み立てるようにしておきましょう。