会計数字の変化をつかむための2種類の図

会計データというのは、こまかい数字の羅列です。

それを見るのに抵抗があるなら、手書きで2種類の図を書いてみましょう。

 

数字を把握しやすくするには

会計データは、慣れないと、パッと見ても把握しづらいものです。

たとえば、ふだん目にする損益計算書のいちぶは、つぎのとおり。

 

 

 

売上からはじまり、途中にある経費をこまかく見ていると。

最後の利益にいきつく前に、かるくウンザリするかもしれませんね。

そんなときは手書きでよいので、ざっくり次のような図にしてみると。

 

 

まず全体像から入ることになるので、数字をつかみやすくなるのです。

木を見て森を見ず…のようなことにも、なりにくいですから。

この全体像をおさえてから、細かいところを見ていけばよい。

 

そしてさらに、数字というのは変化していくもの。

その変化をつかむには、あるていど比率をあわせた図にしてみると。

もっとイメージがつかみやすくなると思うのです。

 

 

ただし、どんな風に利益がでているのか…とか、利益の出しやすさが気になるなら。

すこし違った図も書いてみるのもおススメです。

 

2種類の図

うえの図をもう一度。

 

 

これは、全体として数字の比率にあわせた図です。

それを、左右おなじ高さにしてみると、つぎのとおり。

 

 

こうしてみると、利益の効率…と言えばよいでしょうか。

利益の出方に変化がおきていることが分かります。

経費をかけすぎたのか、売り値を下げてしまったのか。

原因はさておき、とにかく利益率が変わっている。

働きかたの効率とか、苦労の報われやすさが変わることもあるわけです。

 

経営をしていれば、まず売上が気になることもあると思います。

お金を増やすことをかんがえれば、利益のほうが大事…ともいえるのですが。

その利益も、売上がなければどうしようもないですからね。

 

そんなときに、たんに比率をあわせた図だけを見ていると。

どんな風に利益がでているのか、つまり利益構造の変化を見過ごすこともあります。

 

数字は、たんに結果だけを見るものではありません。

変化に意味があることも多いのです。

おなじ状況が続くことは、むしろ珍しいですからね。

 

その変化が、もし自分にとって良いものではないなら。

気がつくのが早ければ早いほど、対応するための時間がとれます。

そのために、すこし手間をかけて数字を図にしてみる。

それもできれば2つの方法で。

そんな手間をかけていれば、気がついたら数字も苦手じゃなくなっているはずですよ。

 

まとめ

会計データというのは、簿記特有の言葉と数字の羅列からできているもの。

慣れないと、頭に入ってきにくいものです。

それを克服するのに、図が役に立つこともあります。

 

数字は、結果だけではなく、変化に意味があることも多いです。

経営をしていれば、日々いろんな出来事がありますよね。

その出来事も、数字にあらわれることがある。

出来事に対応するために、数字を活用できることもあるわけです。

すこし手間はかかりますが、数字をみるときは図にしてみましょう。